春の楽しみは日当たりのいい林縁にありそうです
2001年4月8日(日) 晴れ
浅間山のんびり散策レポート9
木の花 | |
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コナラの花 | |
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ヤマグワの花 | |
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ニワトコの花 |
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あちこちで見かける タチツボスミレ |
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カナヘビ、かわいいでしょ |
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うつむいて咲く モミジイチゴの白い花 |
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清楚なヒトリシズカの花 |
午前10時25分。気温20℃。家族みんなで散歩に出かけます。
初夏を思わせるような陽気。歩いているうちに暑くなり、上着を脱いで半そでTシャツになってしまいます。
まず目についたのはタチツボスミレ。白っぽいものから紫色のあざやかなものまであり、大群落はないもののほんとうにあちこちで花を咲かせています。
1週間前にはあまり見られなかったタンポポも、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ競って明るい黄色の花を開いています。
サクラもヤマザクラももう見頃を過ぎてしまいましたが、花吹雪の中をゆっくり散歩するのはほんとうに夢のような時間です。ヒヨドリがさかんにサクラの花の蜜を吸いに来ています。
シジュウカラの声もにぎやか。ひときわ響くのがコジュケイの声です。そしてケヤキの木の高いところに巣づくりをしているらしいカラス。
虫の姿も目立ってきました。モンキチョウも見かけました。前回のレポートでご紹介したウグイスカグラの花には蜂がさかんにやってきます。花粉だんごを後脚につけているのもいました。
今日のビッグニュースは草むらで夫がカナヘビを見つけたこと。体長20センチほど、しっぽの長いこと! かわいい顔をしています。
クサボケのハッとする朱色、ミツバツチグリの黄色。ヒトリシズカの白い花。
みんな高さ5センチほどの低いところに花を咲かせ、すぐそばまで近づかないと気づかないくらい控えめです。
モミジイチゴが下向きに白いサクラのような花を咲かせ始めました。
ヤマグワの木にも芽吹きと同時に花が咲いています。これから実をつけるまでが楽しみな植物たちです。
1日1日の成長がめざましく、1週間で山の様子はかなり違ってしまいます。
仕事が休みになる週末が待ちどおしい季節です。