もうウグイスカグラが咲いています。
また春がやってきましたね
2002年3月2日(土) 晴
浅間山のんびり散策レポート26
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紅梅 | 白梅 |
午前9時30分、日なたの気温は13℃まで上がっています。風もほとんどなく、春めいた朝。
子どもたちは学校があるので夫と二人です。
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ヒメカンスゲ |
入口の原っぱ。前回から一か月以上たってしまいましたが、梅の花が咲いている以外は変化がなさそうに見えます。が、地面にはヨモギの灰緑色の新芽がいっぱい!
オオイヌノフグリも小さな青い花を咲かせています。まばらに咲いているタンポポの花にはすでに綿毛になっているものもあります。
林の中の小道。道端の枯葉の下から小さなハート型の緑の葉っぱが見えています。タチツボスミレですね。 “富士見坂”の途中では、小さいブラシ状の卵色の花のようなものをつけた草をたくさん見つけました。何でしょう?(家に帰って調べてみましたがヒメカンスゲのようです)
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タチツボスミレ | ノビル |
ゆっくりと回り道をしながら神社下の鳥居のところまできました。シジュウカラがたくさんいます。 追いかけっこみたいなことをして枝から枝へ活発に移動しています。楽しそう…。
“すその道”をぐるりと回ってコウゾの木のある小道。あちこちでノイバラが緑色の葉をぐんぐん成長させています。
「おみたらし」の近くにもう薄紅色の花を咲かせているウグイスカグラがありました。この木が浅間山のウグイスカグラの中で一番早く花を咲かせ、つぼみの数も多いようです。本当にかれんな花です。
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ウグイスカグラ |
私が勝手に“表ステージ”と呼んでいる場所。日当たりのいい斜面をよく見るとムサシノキスゲの新芽がたくさん顔をのぞかせているのがわかります。「いよいよこれからだね」と声をかけてあげたいような気持ちです。
きょうはいたるところでネギの仲間、ノビルの生きいきとした緑の茎を見かけました。実は去年までノビルの存在にまったく気がつきませんでした。
ちゃあんとそこにあるのに見えていなかったのですね。いったん認識すると、今度は意識しなくても目にとびこんでくるようになるのが不思議です。
さて、おしまいに、きょう姿を見かけた鳥のおさらい――ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、ツグミ、コゲラ、モズ、ジョウビタキ、キジバト、ハシブトガラス。