赤い実、青い実、茶色の実、
小鳥たちに人気があるのはなんだろう?
2001年10月14日(日) 晴
浅間山のんびり散策レポート24
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アオツヅラフジ | ネズミモチ? |
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ガマズミ | ヨウシュヤマゴボウ |
午前7時50分、気温は18℃。きのうにつづきよく晴れて風もないおだやかな朝です。
ひさしぶりに浅間山で朝食を食べようということになり、食パン、牛乳、ゆで卵、ハム、チーズ、ミニトマト、サラダ菜、りんご、紅茶、コーヒー、ジャム、バターなどありあわせのものを持って家族4人でやってきました。
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ヨメナ |
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コウヤボウキ |
さて、食後はのんびりと散歩です。
「あずまや」のあたりからスタート。コナラやクヌギのドングリがいっぱい落ちています。少し歩いていくうちにズボンにヌスビトハギの実がびっしりとくっついてしまいました。洋服にくっつく実はほかにもいろいろありますが、きょうはチジミザサ、キンミズヒキ、チカラシバが目につきました。
日当たりのいい草はらで目立つ黄色い花はアキノキリンソウとセイタカアワダチソウ。
金網フェンスに巻きついている青紫の実がなっている植物はアオツヅラフジ(有毒)でしょうか。
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オオジョロウグモ |
中学二年の長女が神社下の鳥居の近くの樹にコゲラを発見。しばしバード・ウォッチング。黒白の縞模様のある小型のキツツキです。もっとよく見たかったなぁ。
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草はらに入った後のズボン |
神社の北側の斜面にはコウヤボウキがたくさんありますが、特徴ある白い花がもう咲いていました。しばらくのあいだ楽しめるでしょう。この花は咲いたあとの綿毛もかわいらしいのです。
コウゾやクワの木のある道――成長してかなり大きくなったオオジョロウグモやコガネグモがあちこちに巣を張っている“クモの巣銀座”です。ガマズミの実が赤く色づいています。
「おみたらし」の前を通って“表ステージ”へ。ゴンズイの真っ赤な実から黒いタネが顔をのぞかせています。ゴンズイはこんなに目立つ赤い実なのにかなり長い間びっしりと実をつけたままでいるところを見ると、鳥が食べておいしいものではないのかもしれません。