歩道の脇にこんもりしたモグラ塚が…。
モグラに会ってみたいものです。
2001年6月10日(日) 曇のち雨
浅間山のんびり散策レポート18
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ベニシジミ |
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バッタの1種 |
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交尾中の ゾウムシの1種 |
午後2時、気温24℃。くもり空で湿気を含んだ風が吹いています。夕立があるとの天気予報。きょうは夫と長女、私の三人です。
このところ毎回同じことを書いているのですが、いつもわが家が出入りしている公園入口、オオマツヨイグサとクズは競って成長しているみたいで、あたりはジャングルのようになっています。オオマツヨイグサはとうとうおとなの背丈と同じくらいに伸びてしまいました。
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種を飛ばしたあとの タチツボスミレの鞘 |
コウゾの実 触るとネバネバ |
雑木林の中の遊歩道沿いにあちこち小さい土の山ができています。
モグラのつくったモグラ塚。「アズマモグラだよ」と夫。「ミミズがいっぱいいるからモグラもいるんだね」と長女からも教えてもらいました。
ジャコウアゲハの幼虫の様子を見に、いつもの場所へ。いろいろな草が茂って、ウマノスズクサがわかりにくくなってきましたが、幼虫たちはちゃんと成長しているようです。でも残念ながらどの辺りに移動してさなぎになるのかわかりません。
すぐ近くの日当たりのいい草むら。葉っぱの上でじっとしているベニシジミを見つけました。小さいけれど美しいチョウです。きょうはカメムシやバッタが目につきました。
ヒルガオ、イヌタデ、コセンダングサがもう花を咲かせています。
こういう場所にたたずんでいると小学校にも入っていなかった小さい頃の遊びの記憶がよみがえってきます。
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花が開きかけているオカトラノオ |
クワの木があり、ワルナスビが咲いている道です。
コウゾの木には赤く熟した丸い実がついています。食べてみると粘りがあって、想像以上の甘さです。
ムラサキシキブの木に香りのいい細かい花が咲いています。
さて、最後は新小金井街道に面した斜面。オカトラノオが姿を見せ始めました。花穂はまだツンと上を向いていますが、小さな白いつぼみがびっしりとついています。
このオカトラノオの葉っぱには何の幼虫かはわかりませんが青虫がいっぱいいて、遠慮なく(!?)葉っぱを虫食い状態にしています。