あぁ、やっぱりこれがノビルの花だったのですね
2001年6月3日(日) 晴
浅間山のんびり散策レポート17
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オオマツヨイグサの 葉は先が赤変して いるのもあります |
午前9時35分、気温は26℃。よく晴れてさわやかな風が吹いています。
きょうは娘たち二人と私の三人です。
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ヨウシュヤマゴボウの 大きな葉っぱ |
公園入口。クズのつるは先週よりもさらにグンと伸びて、オオマツヨイグサは小学校4年の二女の背丈を軽く越えています。
雑木林に入る手前で子供たちがカタバミの種が入っているサヤに気がついて騒いでいます。よく熟したものに手を触れるとパチパチはじけて赤茶色の1ミリぐらいの種が飛び散ります。二人でやたらと触って大喜びでした。
先日から気になっていた大きな葉の正体はヨウシュヤマゴボウ。もう花が咲いているものもあります。
道路沿いの金網フェンスのそばに図鑑などで見覚えのある花がいくつか咲いていました。たしか食べられる草だったように記憶していますが…。(家に帰って調べてみたらノビルの花でした。黒っぽいツブツブはノビルのむかごだそうです。春先に気がつけばよかったなぁ。)
公園内はドクダミの白い花が真っ盛り。咲いているホタルブクロの花の数も増えています。 きょうは花びらが分かれる寸前のふくらみきったホタルブクロのつぼみを観察できました。その形のおもしろさに感心。まるでなすび型の風船のよう。
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ノビルの花とむかご |
さて、ジャコウアゲハの幼虫たちは元気でしょうか。きょうもウマノスズクサを点検して歩きます。大きいの小さいの、全部で20匹ぐらいはいたでしょうか。1本のウマノスズクサのつるに3、4匹の幼虫が少しずつはなれて葉っぱの裏についているものもあり、二女いわく「“マンション・ウマノスズクサ”だね」とのこと。
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ホタルブクロのつぼみ |
子供たちに呆れられながらも私はきれいなウマノスズクサを1枚取って噛んでみました。思ったより固く、とてもエグ味があります。でも、何か山菜のような独特の風味があり、耐えられない味ではありません。なるほど…と、ひとりで納得しました。
のんびりと歩いて“おみたらし”の近くで落ちているクワの実を拾って帰りました。
きょうは形は小さかったのですがいろいろな種類のクモが見られました。これからの季節、楽しみです。
多磨霊園の方からウグイスの声が聞こえてきました。