いままで気づかずにいたクワの大木にはびっくり
しました――ずっと昔からあったのでしょうか?
2001年5月27日(日) 雨/曇
浅間山のんびり散策レポート16
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雨で元気なかたつむり |
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ヘビイチゴ | カジイチゴ |
午後1時30分、気温は21℃。まだ小雨が降っていますが、いろいろと気になることがあり、観察に出かけました。夫と中学2年の長女の3人です。
朝からの雨に洗われて、木や草の緑がいつにもましてきれいです。でも、気温は低いし、あまり虫の姿は見られないかも……と予想していたのに、うれしい誤算でした。
不勉強で名前のわからないものがほとんどですが、いろいろな色や形の幼虫が葉っぱの上や裏にいます。卵からかえったばかりらしい小さな小さなカタツムリの赤ちゃんや公園のコンクリート柵に集団でへばりついているダンゴムシとか交尾しているゾウムシ、コガネムシ、クモ……。おもしろいものがいっぱい。
サルトリイバラの“まきひげ”を上手に使って身体を固定させているさなぎは残念ながらどんな成虫になるのかわかりません。
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ルリタテハ(?) のサナギ |
キアゲハの幼虫。ちょっとつつくと… (ごめんなさい) |
ジャコウアゲハの幼虫はオレンジ色の卵からかえったばかりのものから終齢幼虫までいろいろな成長段階のものを見ることができました。
キアゲハの終齢幼虫を夫が見つけました。特徴あるハデなシマ模様はまちがいありません。その大きさにびっくり。
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ホタルブクロが咲き始めました |
梅雨のころの代表的な花のひとつ、ドクダミの白い花が咲いています。
街中でも見かけますが、こんなふうに群落になっているのはほんとうにきれいです。
ホタルブクロも咲き始めました。先週は全然つぼみには気がつきませんでした。
もうきょうの散歩も終わりという頃、“おみたらし”の近くでクワの大木に気がつきました。これは長女の指摘。濃い紫色に熟した大きなクワの実がいっぱい道に落ちていたのでわかりました。歩道の柵の外側に落ちている実の中からきれいなものを選んで拾ってきました。
もったいないくらい大量のクワの実がこうして土に還っていくのでしょうか?
カジイチゴも熟して食べ頃のようです。