秋風のいたずら――落ち葉の綱渡り
2000年11月19日(日) 晴れ
浅間山のんびり散策レポート7
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くもの糸に落ち葉がからまって 綱渡りをしているよう |
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イネ科の草の穂が 逆光に光っていました |
ゆうべのテレビでは「あすはこの冬一番の寒さになるでしょう」との予報。
さすがにけさは風が冷たく感じられましたが、午後の陽の当たる山道はおだやかな晩秋そのものです。
前回から二週間たちましたのでゴンズイの赤い実はもう傷みはじめていますし、コウヤボウキの花も枯れたものが多くなりました。
赤っぽく草紅葉していた場所もいまでは薄茶色の枯草の集まりになっていました。
あちこちで見かけたオオジョロウグモの美しい姿と立派な巣も数が少なくなっています。
これからの冬そして春とどんなふうにこの山が変わっていくのかとても興味深く、楽しみにしています。
雑木林の葉が落ちはじめているせいか野鳥の姿を見つけやすくなったのはうれしいことです。ごくありふれてはいますが、きょうはムクドリ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ、カラスをみることができました。
ほんとうはもっといろいろな鳥がいたのでしょうが、つい足元の草花に気をとられてしまいました。